私たちが毎月払っている社会保険料。
社会保険料は家計にとって大きな負担です。「高いなぁ」と思うのも当然やと思います。
れからは、パート・アルバイトなどで社会保険に入る人も増えていきます。
2026年10月からは、これまで「106万円の壁」と呼ばれていた賃金の条件もなくなりました。
給料からは自動的に引かれていくのに、いざお金を受け取れる制度があっても、
自分で申請、しなければならないものがあります。
多くの給付金は「2年」などの期限がありすぎてしまうと一円も受け取れない
そんなことがあったら、もったいないと思いませんか?
高いと不満を言うだけで終わらず、まずは何に使われていて、
自分がどんなときに使えるかを知っておきたい。
国の制度で守られる部分がわかれば、民間の保険に入りすぎていないか、
保険料を見直すきっかけにもなります。
今回は、毎月払っている社会保険料で、私たちは何を守ってもらえるのか、一緒に見ていきましょう!
そもそも「社会保険」って何?
「社会保険」と聞くと、
「病院に行ったときの保険?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、それだけではありません。
一般的に「社会保険」と呼ばれるものには、こんな制度があります。
🏥 健康保険
病院にかかったときの医療費の負担を軽くしたり、病気やケガで働けないときなきなどに給付があります。
👵 厚生年金
老後だけではありません。
病気やケガで障害が残ったときの「障害年金」や、家族が亡くなったときの「遺族年金」などもあります。
👶 介護保険
40歳になると保険料の負担が始まり、介護が必要になったときに介護サービスを利用するための仕組みです。
仕事に関する保険がこちら。
💼 雇用保険
仕事を辞めたときの失業給付や、育児休業給付、家族の介護するために仕事を休んだと給付などなどがあります。
🦺 労災保険
仕事中や通勤途中のケガ・病気などを補償する保険です。
社会保険って「病院代のためだけの保険」ではないんです。
人生のいろんな「もしも」を、みんなで支える仕組みなんです。
💰 毎月、給料からどれくらい引かれてる?
会社員などが勤務先の社会保険に入っている場合、健康保険や厚生年金、などの保険料が給料から引かれます。
ざっくりいうと、自分で負担する保険料は、給料の約15%前後が目安。
例えば、月給20万円なら、社会保険料だけで月3万円前後になるイメージです。
もちろん、年齢や加入している保険などによって金額は変わります。
健康保険と厚生年金は、基本的に会社も半分負担してくれています。
それでも、毎月引かれるお金は大きいですよね。
健康保険や厚生年金の保険料には、4月・5月・6月の給料などが関係しているって知っていましたか?
通勤手当も計算に含まれるんです。
「えっ、そうなん?」と思った方は、こちらの記事も読んでみてください!👇
「4月〜6月は働くな」は誤解?扶養・106万円・130万円の壁を初心者向けに完全整理
2. 雇用保険は、特に紹介したい!
2026年度の一般の事業では、雇用保険料の本人負担は 給料の0.5%。月給20万円なら、単純計算で月1,000円
その保険料で、条件を満たせば、こんなときに給付を受けられる制度があるんよ。
ただし、誰でも必ずもらえるわけではなく、加入期間や働き方などの条件があるよ。
少ない負担で、いざというときの助けになる制度がある。
💼 これから仕事を探す人へ
「今からパートを始めるなら、できるだけ保障がある働き方を選びたい」
そんなふうに考える人もいると思います。
仕事を探すときは、時給だけでなく、勤務時間や社会保険への加入条件も確認しておきたいところ。
2028年10月からは、雇用保険の加入対象も広がる予定です。
ただし、雇用保険と健康保険・厚生年金では加入条件が違います。
自分がどんな保障を受けられる働き方なのか、求人を選ぶときに確認してみてくださいね。
これからパートを探す方は、希望する勤務時間や条件に合う仕事を探してみませんか?
😳 「亡くなったとき」にも給付がある
これ、意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか。
会社員などが加入する健康保険では、加入している人が亡くなったとき、
条件を満たせば「埋葬料」5万円が支給されます。
国民健康保険の「葬祭費」は、自治体などによって金額が違います。
これだけで葬儀費用を全部まかなえるわけではありません。
でも、「公的な保険って、こんなところにも関係してるんや」
と思いませんか?
こういう「知らなかった」を一つずつ減らしていくことが大切やと思います。
📌 困ったとき、どこに聞けばいい?
制度って、知っていても
「結局どこに聞いたらいいの?」
となりますよね。
ざっくり覚えるなら、
| 困っていること | 主な問い合わせ先 |
|---|---|
| 病院・医療費 | 加入している健康保険(協会けんぽ・健康保険組合など)。国民健康保険なら市区町村 |
| 年金 | 年金事務所・街角の年金相談センター。国民年金の一部の手続きは市区町村でも可能 |
| 介護保険・親の介護 | 市区町村の介護保険担当窓口・地域包括支援センター |
| 失業・雇用保険 | ハローワーク |
| 仕事中・通勤中のケガや病気 | まず勤務先に報告。労災の相談や請求は労働基準監督署へ。会社が協力してくれない場合も相談できる |
「どこに相談したらいいかわからへん……」というときは、まず上の窓口に相談してみてください。
特に、親の介護や高齢者の生活のことで困ったときは、地域包括支援センターが相談先のひとつです。
介護が必要になってからだけでなく、「最近、親の様子が心配」
「これから介護が必要になったらどうしよう」という段階でも、
相談できます。
地域包括支援センターは、住んでいる地域によって担当する窓口が決まっています。
市区町村のホームページなどで確認してみてください。
仕事中や通勤途中にケガをしたら、まず勤務先に報告しましょう。
もし会社が労災の手続きをしてくれない場合でも、あきらめなくて大丈夫!
会社が協力してくれなくても、労働基準監督署に相談して、自分で労災の請求をすることができます。
次回は「健康保険」を深掘りします
ここまで読んで、
「社会保険って、思ってたよりいろいろあるんやな」
と思ってもらえたら十分です。
次回からは、その中でも特に身近な
「健康保険」
を深掘りしていきます。
病院での3割負担だけじゃありません。
医療費が高くなったときの高額療養費。
病気やケガで働けなくなったときの傷病手当金。
出産で会社を休んだときの出産手当金。
「えっ、こんなんもあるん?」
という制度が出てきます。
そして、これを知っておくと、
「じゃあ、私の民間保険って本当にこれだけ必要?」
と考えるきっかけにもなります。
社会保険料を毎月払っているからこそ、
まずは、自分が受けられる保障を知る。
そこから一緒に見ていきましょう。
次回はこちら👇


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